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腰痛

ハーブアドバイス
激しい痛みがあるときは休養をとり,痛みが一番和らぐ楽な姿勢をとり安静を保ちます。(必要な時にはフューバーフュー)
メディカルハーブとしては鎮静作用と鎮痙作用のあるハーブが適しています。セントジョンズワート,カモミール,タイム,ミントなどです。
また、痛みが増し不眠に陥ると免疫力も低下しそれに伴い疾患が重くなります,同時に体力も落ち,他の病気も併発し易くなります。タイムとミントは免疫力を強化してくれますのでセントジョンズワートとのブレンドで補うようにします。
なおかつ普段の生活を改善し,腹筋と背筋をきたえる運動で,かなりの一般的な腰痛は軽減されます。

◆腰痛は働き盛りに多い
背骨は28~30個の脊髄がブロックを重ねた柱のような形で,体の前後左右への曲げ伸ばしやひねりと言った運動ができる便利な構造をしています。特に腰椎骨の部分は、体重を支えたり動かしたりするのに過重な負担がかかり障害が起こりやすいのです。
腰痛に悩む人は多く20才を超え,30~40才代になるといちだんと多くなります。

心配ある,なしの見分け方 腰痛の多くは,数日,腰に負担をかけないようにして安静にしていれば治ります。このような場合は,大抵は心配のないものですが,整形外科医の診療を受け、原因をはっきりさせておきます。
安静を守っても痛みがおさまらず,段々ひどくなってきたり,痛みやしびれが下肢の方まではしるようなときは、治療を必要とする骨、間接の病気の疑いもあり受診することが大切です。腰痛は骨、間接の病気だけで起こるとは限りません。

◆原因 腰痛だけで,他に病気らしい症状を伴わない場合は,大抵は骨間接,筋肉に原因が存在します。

骨性疼痛 腰部にある脊髄や骨盤などの骨に障害があって起こる腰痛,ガンなどの骨の腫瘍,脊髄炎や骨髄炎などの炎症,脊髄の圧迫骨折や骨盤骨折などの外傷,骨そしょう症など骨をもろくする代謝性の病気があります。

神経根性疼痛 腰部の脊椎と脊椎の間にある孔から出ている神経が神経が圧迫される腰痛をいいます。椎間板ヘルニアや脊髄腫瘍が原因で起こりますが,痛みやしびれが下肢の方へはしる症状がみられます。

椎間板性疼痛 脊髄と脊髄との間にはさまっていて,クッションのはたらきをしている椎間板に障害が存在するためにおこる腰痛をいいます。椎間板に変性や損傷が加わって、上下の脊髄が直接ぶつかったり、上下の精髄をつないでいる椎間関節がずれたりして腰痛がおこります。

椎間関節性疼痛 椎間関節に障害があっておこる腰痛をいいます。からだの深い部分に痛みを感じる事もあります。

筋,筋膜性疼痛 脊髄は、周囲を取り巻いている筋肉によってしっかりと支えれています。この筋肉に障害が加わって起こる腰痛をいいます。長時間しゃがみ続けるなどして腰部の筋肉が疲労したり,中腰で重い物を持ち上げたり,急に腰をひねったりしたときにおこります。

◆症状 天候や動作で痛みが変化する

重い物を持ち上げたり,腰を急にひねったりしておこる腰痛もありますが、大部分は日常の動作や姿勢をしておこったり,思い当たることもないのにおこります。そして,腰痛の原因はいろいろであるため、痛みの度合いや現れ方も様々です。急に激しい痛みが腰におこり立つことも歩く事もできず,なかには体を動かす事も不自由になることがあります。俗にいうギックリ腰がこれです。また、鈍い痛みや不快感、腰を伸ばすと痛むなどの症状が慢性的に続くこともあります。
多くは痛む部位、痛む範囲がはっきりせず,日によっては臀部や下肢にまで鈍痛や不快感、しびれ感を伴うこともあります。たとえば、腰部椎間板ヘルニアが原因でおこった腰痛は大腿部の後ろから足の先まで痛みがはしる座骨神経痛を伴うのが特徴です。
これらの症状は、雨の日など湿気の多い時に強くなり,晴れると軽くなったり,長時間いすにすわって仕事したり運動をすると激しくなり,安静にしていると軽くなるなど,天候や日常の生活動作によって変化するものもあります。

◆治療 多くは手術しないでもなおる

多くの腰痛症は,安静を守るなどの保守的療法を行うのが原則で、手術を必要とするのはごく一部です。腰痛を繰り返していると,次第に痛みや不快感が強くなるのではないかと不安になりがちですが,腰痛体操や日常の生活動作の改善などの適切な保存的療法で軽快し,再発を予防できることが多いので根気よく治療をつづけることが大切です。

急性期の治療

安静 痛みの強い急性期には,寝て休むなど安静を守ることが最も大切です。仰向けで寝る時は,膝の下に座布団を当てて膝を軽く曲げる屈伸位にすると楽になります。
布団は体が沈まない固いものがよく,あおむけで寝られない場合は横向きでもよく、要はいちばん楽な姿勢をとることです。
湿布 腰痛が始まった3~4日は,濡れタオルや氷で痛む部分を例湿布するのがよいのですが,温めた方が腰痛が軽くなる場合もあるので,痛みが幾らかでも和らぐ方を選ぶようにします。
薬物療法 炎症や痛みなどの症状に応じて消炎,鎮痛剤を中心に組み合わせた薬剤を内服します。

慢性期の治療 急性期の痛みは軽くなったが,まだ痛みが続いているとき 

骨盤牽引 器具を用いて上半身を上方に牽引すると,腰にかかる負担が軽くなり,この為,腰椎の圧迫が取り除かれたりして痛みが和らぎます。
温熱療法 温めたパックを腰に当てるホットパックや超音波を照射する治療などで腰を温めると,筋肉のけいれんやこわばりが和らいで腰痛を癒す作用があります。家庭でホッカイロや入浴で腰を温めるのも同じ効果があります。
体幹装具 コルセットや腰痛ベルト
運動療法 脊髄は腹筋や背筋などで支えられています。ですから、腹筋や背筋の力を強化する腰痛体操は、脊髄の安定性を増加するたいへん効果的な治療法で、特に慢性期の腰痛治療の主体となるものです。腰痛体操により腰痛の悩みからこれから先ずっと解放されます。腰痛のおこり初めの急性期はさけましょう。
手術的療法 保存的療法で治りにくいものや、足が動かしづらくなるなどの神経脱落症状が進行するような場合は,原因をとり除く脊髄外科手術がおこなわれます。

◆日常生活の注意 

からだの沈む柔らかいマットで寝たり、かかとの高い靴や底のかたい履き物をはくと,腰椎に余分な負担がかかり、腰痛がおこりやすくなるので、長時間の使用を避けるなど注意します。
又、いすに腰掛けて長時間同じ姿勢で仕事を続けると、背筋などの筋肉が疲労します。適当な時間に背筋を伸ばす運動や軽い体操を短時間でも行うように習慣づけることが大切です。車の運転シートや電車の座席、ソファーなどにすわる時も股関節や膝関節で足や腰がほぼ直角に曲がるようにし、背もたれに軽く背中が触れる程度に腰掛けるようにします。両足を伸ばし背中を背もられに預けるような座り方は背筋に負担をかけ腰痛の原因になります。

腰痛の経験のある人もない人も不用意に間違った姿勢で物を持ち上げると,腰部に過剰な負担をかけ、ぎっくり腰の原因になることが多いものです。膝を曲げ、きちんと腰を落として、その品物を自分の体の近くに引き寄せて持ち上げます。

また、一日中立って仕事をするひとは,腰部に負担を感じたら壁に背中をもたせかけて体をリラックスさせたり,10センチ位の高さの台に片方の足を乗せ、股関節と膝を曲げるようにすると、腰椎の前わんが減少して痛みの軽減につながります。

◆椎間板ヘルニア 腰椎の下部におこりやすい
突然激しい腰痛がおこる急性型と,鈍い腰痛や下肢のしびれ感が繰り返す慢性型とがある頸椎におこった場合は首が痛み腕に痛みやしびれが。

◆腰部変形性脊椎症 老化による腰椎の変化
脊椎の老化は、椎体と椎体の間にあってクッションの働きをしている椎間板の水分が減少してくることから始まり進行の一途をたどります。
このため,クッションとしての働きが弱くなって、椎間板は薄くなってきます。こうなると、椎体と椎体が直接ぶつかるようになり,椎体のふちがとげのように出っ張ってギザギザしてきます。また、上下の脊髄をしっかりつなぎ止めている椎間関節にもアンバランスが生じ、ゆるんできて椎間関節の不適合、肥厚,肥大などがみられるようになります。

この様な脊髄の変化が起こると、椎間板の変性、椎間関節の動揺、神経根の圧迫,脊髄周囲の靱帯や筋肉のこわばりなど様々な要因が複雑に絡まりあって腰痛がおこってきます。

症状 主な症状は腰痛ですが,腰部全体がだるく感じたり重く感じたりする程度から、鈍く痛むものまで様々で、時に下肢のしびれ感や冷感が現れることもあります。
痛む範囲は、ここと指先で示せる限局したものではなく、この辺りと手のひら全体で示さなければならないものまで、腰から臀部にかけておこります。腰痛は40代から50才代にかけておこりますが、急激におこることはなく、除々に強くなってきます。
また、布団から起きあがったり立ち上がる時に痛み、寧ろ体を動かしているときの方が楽な場合がおおいのが特徴です。

◆治療 治療は、腰痛一般のものと基本的には同じで、手術が必要になることは少ないものです。

日常生活の注意としては軽い痛みなのに薬剤で抑えようとするのがいちばんいけません。自分の力で痛みを克服しようという強い意志を持つことが大切。腰が痛いからといって寝たきりでいると,筋力が低下し立つことも歩くこともできなくなる可能性があります。入浴とその後の柔軟体操などを行いできるだけ体を動かすことが必要です。

◆老人性脊椎骨粗鬆症 脊髄が老化して故知訴訟症の状態になったもので,脊髄がもろくなり尻餅をついただけで簡単に圧迫骨折をおこすなど,外力に対する抵抗力が減少します。
閉経後の女性によくみられるもので,年をとるにつれて背中が丸くなる円骨は,主にこの病気によるものです。

原因 骨は成長が止まっても変化しないわけではなく,絶え間なく骨質の形成と吸収がおこなわれています。しかし、老化に伴ってこのバランスが崩れ,骨質の形成により吸収の方が大きくなってきます。すると、次第に骨質が減少し、骨は透けて,もろくなります。
とくに女性の場合には,閉経後、エストロゲンという女性ホルモンが減少することが原因で,骨質の減少が促進されます。
また、食物の好みが淡泊になって蛋白質やカルシウム分を余り摂らなくなり,運動や日光に当たる機会が減ることも,骨粗鬆症を悪化させる一因です。



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