・ビタミン ビタミンは体の潤滑油 参照/自然の有機ゲルマニウム
ビタミンは、栄養素が効率よく体内で利用されるように,代謝の仲立ちをしたり、体のいろいろな機能が順調に働くように調節したりする微量の栄養素の総称です。 それ自体は、体の血となり肉となる栄養素ではないのですが,ビタミン類の働きがあってこそ、生体の営みが円滑に行われ、その結果、健康が保たれ、体の発育も促され留わけで、いわば体の潤滑油のような役目をしている大切な物質です。 私たちの体は、ホルモンなどは自分の体内でつくることができますが、ビタミン類はつくることができません。なかにはつくることができるビタミンもありますが、それはほんの一部です。 したがって、絶えず外部から補給しなければならないのですが、ビタミン類は種類によって自然界の食品中の分布が異なりますので、極端な偏食をすることは好ましくありません。
◆ビタミンA欠乏症
ビタミンAは脂溶性で,体の発育と生殖作用の維持、目の機能の保持や皮膚の保護、感染に対する抵抗力の維持といった働きがあります。 このビタミンAが慢性的に不足した状態が続くと、子供の体の発育障害,暗いところでものが見えにくくなる夜盲症(鳥目)生殖作用の維持障害(女子では卵巣の発育や卵子の形成障害、男子では精子の形成障害)がおこってきます。 また、粘膜上皮細胞組織が角質かして、皮膚がひどく荒れてひび割れたり、目の角膜が乾燥して痛んだりします。 更に、気道や泌尿器の粘膜上皮組織にも角質化がおこるために、細菌やウイルスの感染を受けやすく、気管支炎や膀胱炎などにかかりやすくなります。
また、消化官の粘膜上皮細胞組織も角質化するために、吐血、下血や栄養分の吸収障害もおこってきます。 ビタミンA欠乏症の子供に発育障害がおこるのは、この消化器官での栄養成分の吸収障害と諸臓器の感染が主要因です。 そのほか、性腺の退行変性のために,不妊症になったり、妊娠中であれば胎児の発育にも影響を及ぼし、形態以上がおこりやすくなります。 なお、ビタミンAには,制ガン作用があるので、欠乏状態が長く続くと,ある種のウイルスに感染したり、科学的発ガン物質に接触したことをきっかけに、呼吸器系、膀胱、結腸などにガンができやすくなります。
◇欠乏症の原因
ビタミンAを含む食品の摂取が不足する状態が続くと,体内のAの量も減って、当然欠乏症になりますが、Aだけが不足することは希で,大部分は、蛋白質とカロリー全体の摂取不足による栄養失調や、重い感染症の合併症としておこります。 また、ビタミンAの貯蔵組織である肝臓にAが十分蓄えられていても、これを全身の組織に運ぶ血液中の蛋白質が減少したために、Aが全身にいきわたらず、結果てきに欠乏症になることもあります。 大きな怪我や重いやけどなどで、血清蛋白質が急激に減少したときにおこります。
◇予防
ビタミンAの一日あたりの所要量は、大人の男子で2000LU女性で1800LUです。妊娠後半期や授乳中の場合はこれよりも200^1400LUくらい多く摂取することが必要です。 ビタミンAは,肝油、レバー、うなぎ、バター、卵黄などに多く含まれています。 また、人参、ピーマン、カボチャ、ホーレンソウなどの緑黄色野菜にはカロチンという成分が含まれていますが、このカロチンは、小腸でビタミンAに変化します。
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