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行政側に生ごみ処理プラント設置を提案します!!
(有)エコ・ネットの設立経過と目的   ・・・三浦浩・・・

私が23年間勤めた銀行を退職し、(有)エコ・ネットを設立したのは、毎日の生活や事業活動から出ている「ごみ」が一体どこへ行くのだろうかという疑問、たとえば色々な取引先と行われる例会、総会、飲み会等で残飯が大量に出ているが、もったいないなあといつも思い続けていたこと。
しかし、場所が変わればすぐ忘れ、またいつかその場に行くと思い出す。どこへ行くのかな、どうな っているのかなと・・・その繰り返し。

ところがある日、黒石市の斉藤先生のことが聞こえてきたのです。生ごみリサイクル運動に取り組ん でいるという事。自分だけではなかった。同じ気持ちの人がすぐ近くにいるじゃないか。その人は中学 校の校長先生を定年退職した後、子供達が今の様にすぐカッとなったり、落ち着きがなかったり、アト ピーになっている一つの原因には食べ物が原因ではないかと思っていたらしく、化学肥料に頼り切って いる野菜じゃなく土本来の持っている生命力、そこから成長していく野菜が健康に悪い筈が無いと思い, 基本的に土作りをしなければと思い、そのためには今大量に捨てられている生ごみを堆肥として入れた らいいとこの運動に取組み始めたそうです。
詳しくはPHP出版の「生ごみは大地を生かす」斉藤重学 著を参考にしていただければ全てOK、納得。
その斉藤先生の考えを具体的にごみ全体の減量化、リサイクル化を進めるにはどうしたらいいか、す ぐに結論は出ませんでしたが最も近道としてごみの世界に入ってしまったらどうかということです。

各種の許可、条件、法律が全く知らないまま、とにかく何とかしなければ、誰かが始めなければという強 い気持ちが先に立ち、数年後ついにやることになったごみ処理業者。 生活者、事業所、行政側、全ての意識を変えなければごみは減らない。そのうちごみの中に埋まって しまうという危機感、そのためには、まず自分で実際手掛けてみようと思い、毎週日曜日AM4:00起 床、夜の明けていない4月のある日曜日、黒石の工場へ出掛けていったのです。
寒い。4月というのに まだ冬の寒さの中で旅館やホテルから集めた生ごみの山、山、山。その中で黙々と作業を続ける黒い影 、たった一人で仕事をしている先生。機械から出された生ごみは発酵し湯気をモーモーと立て、鶏舎に 運ばれている最中でした。
「おはようございます」「ああ、来たが来たが」白い頭がうれしそうにこち らを向いて「寒いからね、かぜひかない様に」と一言。何を手伝うか見当もつかず、とにかく先生の作業を横取りすることに・・・。臭い!!と思ったが違う。ただの臭さじゃない別の臭いだ。発酵臭すら知らなかったのです。「臭いが違うだろ、甘酸っぱいいい臭いだろう」と先生。生ごみを発酵させれば臭くは無いんだという事らしいのです。私の知らない世界の入口に立った感じでした。

その後は微生物の世界、農業の世界、もう知らない事の連続。少しづつ少しづつ一年かけてどうにか 理解はしたもののまだまだです。
その間、ごみ処理についての法律、許可についての勉強も併せて進めなければなりません。会社を作 る準備も必要です。一歩づつ、一歩づつ進めていく中に、佐々木さんを仲間にして一緒に始めた生ごみ リサイクル業。結果的にごみ処理業者になってしまったが、生ごみをリサイクルすれば約4割のごみが 燃やさない、埋めない、別の方法で処理が可能になる。
私達の宝物、岩木山をこれ以上ごみ処理場にしないためにも頑張らなきぁ。
そして、おいしい野菜をみんなで作るためにも・・・。

その後、色々な人との出会いがあり、今後確実に生ごみ処理の必要性が大きくなることを実感してき たものの、各市町村の対応があまりにも遅く、場当たり的な対策より講じていないのが現実なのです。例えば、M市の一般廃棄物処分場閉鎖後の再使用。F町の県への見届け処分場。産業廃棄物業者の不正 処分等々が新聞をにぎわしている状況です。

まず、燃やすという従来の方法を改め、まず分別、リサイクルを先にして、どうしてもリサイクル出 来ない物については次に焼却、埋立の方法を取っていかなければ、今後焼却炉の建設には困難を極める ことでしょう。
そこで、家庭系の約4割が生ごみであることを前提にして、行政側に対して私達が今まで養ってきたノウハウを元に次の様な生ごみ処理プラントの設置を提案したいと思います。

次に具体的に生ごみリサイクル事業に取り組んでいる自治体をご紹介いたします。 ●盛岡、紫波地区環境施設組合 ◯先駆的なコンポスト事業  人口:100,080人  世帯数:30,093世帯 ◯家庭ごみ、残飯(容器収集)週2回 ◯リサイクルコンポストセンター 20t/日 ◯コンポスト化によるメリット   焼却ごみの減少→焼却残さ減少→埋立場延命→ごみ処理経費節減   →水田転作野菜→堆肥需要増→指定産地品目増加→地場産業発展 ●山形県長井市 ◯台所と農業を結ぶレインボープラン  人口:32,811人  世帯数:9,285世帯  ◯ごみ、資源ごみ収集システム  生ごみ(容器出し) ◯リサイクルコンポストセンター 12t/日 ◯コンポスト化によるメリット   盛岡と同様であるが更に長井市独自で、農産物認証制度運用   水と土の展示館の併設   パソコン通信アルカディアネットワーク   不伐の森づくり等との拡大した構想を持つ

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