有用微生物群
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有用微生物群(ゆうようびせいぶつぐん、Effective Microorganisms、EM)とは、1982年に琉球大学農学部教授
比嘉照夫により、農業分野での土壌改良用として開発された微生物資材。「共存共栄する有用な微生物の集まり」
という意味で名付けられた造語である。
自然界にある5群(乳酸菌群、酵母群、光合成細菌群、発酵系の糸状菌群、グラム陽性の放線菌群)から嫌気、
微好気の複数の有用な微生物を集め培養し、液中に複合共生させた資材というが、検出されない菌群があると
いう批判がある。商品としてEM・1、EM・2、EM・3などがある。
善玉菌、日和見菌、悪玉菌に大別される微生物環境(微生物相)では、一般に酸化型微生物の勢力が強く、酸化
分解による腐敗、腐蝕という環境悪化を招いている。そこへ抗酸化力の強い有用な微生物(善玉菌)群(EM)を
投入することで、日和見菌をも味方につけ、発酵、蘇生など生分解型の善循環へ変化させることができるという
仕組みで、その仕組みを様々な分野で活用する技術をEM技術と比嘉らは呼び、波動測定装置で検証できると
主張した。
効果があるという人が多い反面、日本土壌肥料学会の1996年の「微生物を利用した農業資材の現状と将来」と
題した公開シンポジウムにおいてEMが他の資材に比べて効果が低いと報告されるなど効果を疑問視する人も
多く、「市民のための環境学ガイド」では「似非科学を普及した」という理由で2004年9月19日にEM菌が「似
非古豪賞」を受賞している。
[編集] EM技術
EM技術とは、有用微生物群 (EM) を活用した技術。 EMは当初、農業分野での土壌改良用として開発されたが、
その強い抗酸化力や腐敗型環境を生分解型善循環環境へ変化させる性質などに着目して、環境浄化、食品加工、
土木建築、医療など様々な分野に活用する技術と比嘉らは主張するが、動作理論が不明な波動測定装置で効果を
検証したとするため、疑似科学であると批判されている。
増え続けるゴミに苦慮する自治体などでは、家庭の生ゴミ減量に有効であるとして、公費を投じてEM技術活用を
推進しているケースもある。「EMボカシ」やコンポスト(専用容器)の無料配布あるいは安価な頒布など。
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