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後方は岩木山、頂きより西海岸が望める

今農園ご夫妻/海抜80m地点の田園にて
桜が散ると間もなくリンゴの花開く季節が始まります。

リンゴ園は標高80〜150Mの間に位置する岩木山の丘陵地、天を仰ぎ見れば山があり、地を見下ろすと弘前市街地が広がる絶好の環境、
こんないい場所で育った「今農園のリンゴ」リンゴの出来も人柄に現れ、愛情一杯のリンゴは仲の良いご夫婦で育まれています。

そんなご夫婦はどなたでも温かく出迎えてくれます。

左画像の丘上、真逆の位置よりの展望

遠方に弘前市街地を見る/海抜120m地点
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・親父さん
今りんご農園の主で多趣味多彩、人間味溢れる人情家

高砂
地元弘前で蕎麦店を代々営み、観光パンフグルメなどには必ず紹介(にっぽん蕎麦紀行)されている老舗、
和風母屋の建住まい、食事はゆったりと落ち着いた雰囲気で、城下町の一時を過ごせるような造りです。
駐車スペース30台と広い、営業時間は11時より6時頃までの通し営業。

・津軽山地
津軽半島を2分割するように連なる山々、 山菜や貴重な真性コフキサルのコシカケや万年茸が自生、 また藩政時代よりヒノキ(青森ヒバ)を管理、計画的に伐採が行われ白神山地と共に数少ない自然林が保たれている為、山が肥え渓流魚の種類や魚体がいい。
青森ヒバの効用は余り知られていませんが抗菌作用が強く防腐材や香材として優れ、地元では建築や建具材として使われている。
ヒバ風呂が有名、リラックス感や安眠効果などもある。

いわなの村
広大な敷地を村長自ら幾十年かけ開拓、いわなの村造りの着工より建設も手がけ築き上げた”村長の王国”
村長が手がけただけあって本人はもとより、相当ユニークな施設、村長は云わば”県の有名人”的存在!

・乗りなれた車
山菜採りは、道なき道の狭い獣道を分け入り車はもうキズだらけになる!出かける専用車はオンボロ四駆が最適、走行距離20万を超える強者軽ワゴン。農作業車を含めると10台以上の所有になります。

畑がそれぞれ離れた場所にあり、7箇所らしい?リンゴ畑、野菜畑、田んぼに分かれています。
連絡用にバイク、小回り用の軽トラとワゴン各1、長距離用に普通ワゴン、海釣りのボートも積めるユニック付きのトラック、ほか特殊農作業車5.6台とユンボもあり。

野生種 今農園、海抜100Mの住人は野うさぎの他にも希少な日本ザリガニ(初めて見せてもらいました)テンも時々見かけるそうな、もう少し海抜200Mほど山へ向かうとカモシカや熊にも出くわすそうです。そうそう山菜を探しに車で見かけたのは野生化した鶏もいました。

摘果 リンゴの花が咲いた時点に中心花だけを残し余分な花を摘み取る作業、花は短期間で一斉に開花する為この時期人手が大量に必要となる。この時期を過ぎると実をつけ始める。花摘みが間に合わなかった箇所、今度は実のバランスをとりながら余分な実は全て摘み取る、この作業が”実すぐり”一連の作業が「摘果」と云うらしい。

摘果が遅れると必要な実に栄養が行き渡らず出来が悪くなる。今農園では最終的に1本の木の花芽半分と思われるほど徹底的に摘み取るようです。その結果残した実にだけ栄養が十分行き渡るようになり大玉のリンゴができます。
今農園のリンゴの木1本からは大量に収穫はされません。それは量より品質に重点を置き優れたリンゴを出荷するのが親父さんの想いと願いのようです。

葉取り 品質を一定に保つ重要な作業の一つ。
津軽では愛らしさの名称として、冬になりほっぺの赤く染まった健康な子供をりんごに見立て「つがるっ子」とかリンゴッ子とか言っています。
健康な子供は日向で元気一杯遊びます。
日陰育ちではりんごも”やしっ子”になってしまいます
健康なりんごに育てるため、りんごの周りに覆いかぶさった葉を取り太陽一杯に浴びせ日当たりを良くします。

夏の前半は冷夏を予想させましたが、中旬以降回復に向かいいまだに残暑も厳しく生育も順調に回復、今年も美味しいりんごが期待できそうです。
 2006年ブログ
今りんご農園は岩木山を仰ぎ見る直下、のどかな山村にあります。陽は西の山陰に沈む直前までまぶしく照らし、見晴らしのいいりんご丘には朝一番に陽は射します。 太陽は恵み”此処は太陽いっぱいに浴びた”コクまろリンゴ”の故郷です。

親父さんは代々のりんご農家、以前はりんごが終わる感激のりんご季節には関東方面への重機工事などと何十年も経、人生経験豊富、地元では信頼も厚く多方面で顔が広い物知り人。親父さんの代で”感激のりんごは”終わるそうです。。

3月30日
親父さんより冷蔵庫より出荷出しの王林を一箱貰い受けやや柔目になったとの事ですが、でもこの頃の王林もまた別な風味と旨さが増し食べやすく、CA貯蔵と違い 季節の移り変わり趣のある味を出しており、この時期、貴重な品を有り難く頂戴、当家だけでは食べきれずチョイ知り合いの「高砂」へ。
12月に貰った完熟家庭用サンふじも高砂ではなかなかの好評につき今回は3分の2を差し入れ、こちらは蕎麦店を営み大所帯大変喜ばれ、蕎麦の誘いも有り難いが仕事中につき次回へ。

もう一品はホッケのみりん干し、真冬にこさえたのは(こしらえたのは)硬くて顎が疲れると苦情を申し上げたら今度は丁度食べごろを持参、ササッと炙り酒のつまみにgood、こたえられません。
さて、この日の話の中、4月1日は”いわな”解禁日との事、大の釣り好き人、何があってもこの日だけは必ず出かけるという。
津軽半島のど真んなかに標高300〜400m連山津軽山地あり、中泊(なかさと)近辺は川釣りのメッカで知られています。白神山地の赤石川よりも獲物がいいそうな!
当日は炭を炊きながら串と共に待っていることにしましょう。

4月01日
待ち構えていた夕方、早々に親父さんより連絡有り。 解禁一番ちょうど食べごろ大のイワナ、思っていたより形も良く、やはり天然物は養殖と違います。
串を刺し粗塩を振り、焼き加減は強火の遠火、頭より丸かじりできるように少し時間をかけ焼き上げます。イワナは本来、頭から丸ごと食べるのが”礼儀”なのです。
ンーン、この味、思い出します!養殖物は近場にいわなの村がありいつでも食べれますが、天然イワナは幾年久し振り忘れかけていたこの味です。
家だけではもっったいなく食通で知られる「高砂蕎麦」へもおすそわけ。
この日は久々の陽気、寒風の中では渓流釣りもさぞかし大変だろうと心配してましたが、イワナ共々小鯛とカワハギのイズシもまずは有り難く馳走になり胃も大満足!
4月03日
近郊の浪岡町では雪室(ゆきむろ)で貯蔵されていたリンゴが今日より出荷され道の駅で販売、リンゴは甘みが増し評判は上々との事、以前より雪の有効活用にと取り組まれていた試みです。
今りんご農園でも3月の中頃までは雪に囲まれており、倉庫は自然の雪室(ゆきむろ)状態でリンゴを出荷しています。以降、少しの期間ですが冷蔵庫内貯蔵出荷です。

5月06日
遅れていた桜の時期もゴールデンウイークと共に終わり、次は白いリンゴの花の芽吹きです。
忙しくなる前にと出始めの山菜”アザミ摘み”にと誘われ弥生の開墾地区へ、背丈以上の熊笹が生い茂るトンネルを乗りなれた車でかいくぐり更に奥深い場所へ、すると道が急に開け開墾田があり、まさに川端康成の小説「山国」の世界です。
心地よいせせらぎの音、さえずる小鳥の合唱、気候は長閑な春、でもさすがに雪解け水は冷たく開けた空間は肌寒さを感じます。

親父さんに従い、渓流を渡るとそこはもう一面のアザミが広がっています。
親父さんはというと早速釣り糸をたれ、ものの10分程でイワナを吊り上げます、いやもう感心するやらさすがプロの業師です(渓流釣りは相当の熟練が必要)

5月13日
タラの芽”を採った帰り園に寄り、遅れにより一気に咲いたリンゴ花の摘花の手伝い、と云ってもこの日は教わっただけ!
翌日、夕方よりカミサンを伴い花摘み、3時間程手伝うつもりが1時間ほどで終了”その後、園内各所の畑を登り降りめまぐるしく案内されたものの、何処も似たような風景、場所はうろ覚え”
散在するリンゴ園の場所よりも、お目当ては旬の味覚、ニョッキリ突き出した極太のアスパラ、身の丈程ももある秋田フキ、リンゴ傍に植え付けられた立派なタラの木やウド(独活)、傍らの斜面には野ばら、その辺りにはワラビが自生”数箇所ある園内には有機堆肥と共にそれぞれの作物が点在しています。

今農園の”自然の恵み名物”その2は野生種、可愛い野うさぎが途中で歓迎してくれその間10秒ほどじっとこちらを向き佇みカメラを向ける間もなく隣の林へきっと近くに住まいがあるのでしょうか。
で=~夕食に誘われるまま、またまた幸のご馳走に。採りたての極太アスパラに食の有り難さを感じ入り奥様手作りの品々が食卓を採り、なかでも秋田フキの飯ずしは絶品でした。
この日は、リンゴ農園の全体像がおぼろげながらイメージ地図としてようやく焼き付けることができ、ブログ的にはいい記念日になりそうです。

5月27日
いつもの暮らしとはまた違う別な過ごし方、訪れるたびにいつも新鮮な驚きと貴重な体験を親父さんにはさせてもらいます。
この日は気温も上昇、喉も渇く今年最高の暑さ、
翌日予定の今農園田植え祭が雨予報の為、本日決行との事!
都合により午後より参加、すでに家族総出の田植えはほぼ終わり、田植え班と摘果作業班に別れての本日は作業、田植えの様子をデジカメに収められなかったのは残念!

さて、摘果場所に案内され先日初めてお目にかかった先客2名朝より手弁当参加作業中、教わりながら先輩方へ加わります。
前回14日の時と勝手が少々違う”木の枝の半分、すでに花芽は散りリンゴの実が小豆大になっており芽元が硬い、楽々とはいかなくなる。
雑談中、朝よりの参加で1本の摘果に午前中を費やすとの事、なるほど素人3名で午後よりようやく2本、本日田植え祭につき5時終了!!
作業終了後、祝杯に誘われたが用事があり辞退、祝いの赤飯とたけのこが用意されており有り難く頂戴する。

7月10日
今年はいつもより多めにりんごジュースを作る予定とか。円やかな甘酸っぱさと香りのよさが特徴のジョナが主役、
りんごジュースのラベルは当店が受け持ち作ることになりました。
デザインは秋空に見上げるマウンテン岩木をバックに色づき始めた「つがる」にしようと...

8月27日
摘果作業のつぎに人手がいる時期、今農園では「つがる」の葉取りが本格的に始まる。
「つがる」は8cm大の小玉サイズまで成長、ほんのり紅色に可愛く染まったリンゴも所々にお目見えし収穫への期待も日々高まります、それととともに今年の台風被害の予想や配慮もしなければなりません。
一度の台風に会うと甚大な被害がでます、これからは少し強い風でもリンゴは傷つきやすく最も気遣う時期に入ります。

9月02日
園は標高80mの場所数箇所と130mの場所にも一箇所あります。130m地点の”つがる”りんごは標高も高いことから、今年の雪に相当痛めつけられ枝折れがあり(積雪3m以上)リンゴの木もすっぽり埋もれてしまったらしい。
標高が高いほど自然の影響を受けやすい、いい意味では糖度が増し極上のリンゴが期待できますが、気象の変化で被害が最も受けやすい場所です。
以前にはみられなかった昨今の異常気象で年々りんご作りも難しくなり、今は台風の直撃を受けない事を願うばかりです。

今日は”黄王”という名のりんごを試食させてもらいまたまた感激!
果物の試食で感激したことなど余り記憶にないのですが、....
夏の終わり、甘酸っぱいのが当たり前のりんごと思ってましたが、”黄王”は素晴らしい。
わずかな酸味のなかに深いコク、果汁ははじけ飛ぶほどあり、果肉は硬くもなく柔らかくもなく、”つがる”の食感にやや似ており”つがる”を贅沢に仕上げた感じでした。
ちなみに今農園の採りたて”つがる”もわずかな酸味と旨み&円やかさ、はじけ飛ぶ果汁が売りです。
9月21日
台風も無事通り過ぎやれやれの感あり、完熟状態まで今一歩でしたが台風の影響を避けつがるはやや収穫を早め 出荷、幸い色揚げと味もそこそこ十分まずは良しとしましょう。
予定外のつがるの収穫で、初めてつがる100%のジュースに園主は挑み、飲み心地は上出来。

9月25日
園のりんごは掲載以外にも、人気が見直されている紅玉、黄王、ミキライフ、懐かしいセンナリなども作付けされ ています。
りんご以外にも秋の果物は豊富にあり、栗、桃、梨3種、プラムなどなどですが高地栽培なので糖分は増し、近くの高原トウモロコシは全国的に出荷され有名になっているほどです。
また、こちら栽培の枝豆も逸品で間もなく鞘に毛がある毛豆という種が獲れビールもすすみます。

親父さんは漁師仲間とも親しく、山の幸と獲れたての海の幸を交換するなどして食に関してはもはや「通」の域です。
旨いものへの追求心は栽培するものにとっても大事な仕事の一つです
旨い海の幸をいただいたから、旨い山の幸でお返しする、ひいては消費者へ還元され皆さんに喜んでもらえます。