下肢静脈瘤 参照/自然の有機ゲルマニウム
■ハーブアドバイス
運動不足や肥満、長時間の立ち仕事,衣装による締め付け,便秘などが考えられます。また、美容上も気になるため欧米ではハーブ療法による取り組みが試みられています。ハーブティでは洋種オオバコとネトルなど、ケイ素を含むハーブが静脈瘤を修復する目的で処方されます。リンデンやローズヒップなどバイオフラボノイドを含むものは静脈壁を丈夫に保つのに用いられることもあります。 外用では,ウィッチへーゼルの芳香蒸留水を患部の周囲にやさしくしみ込ませ、乾いたらその上にカレンデュラの例浸油を塗ります。
どんな病気 立っているときに、下肢の表在静脈(皮膚近くにある静脈)にうっ血がおこるために,静脈がこぶのように膨れ上がってくる病気です。血液の逆流を防いでいる静脈内の弁が効かなくなり、血液が逆流しておこります。 心臓から動脈を通って下肢へ送られてきた血液は,静脈を通ってまた心臓へ戻って行きますが、立っているときには,心臓まで一メートル近い落差を上がることになります。この落差を乗り切るために,下肢には巧妙な静脈血環流の機構が備わっています。 歩くと下肢の筋肉が収縮し筋膜で包まれている筋肉群がちょうどポンプの役目をして,静脈血を心臓の方へ押し上げますが、静脈内には一方交通の弁が所々にあって、上がってきた血液が下方へ逆流しないような仕組みになっています。 ところが,表在静脈の弁が故障すると、深部静脈を上がってきた血液が、深部静脈と表在静脈の合流点から表在静脈のほうへ逆流するという現象が起こってきます。 この結果,表在静脈は拡張して蛇行するようになり,外見上異様な形のこぶとして見えてきます。これが静脈瘤です。
◇症状
下肢に静脈血がうっ滞しているために,長時間立ち続けていると、下肢が重く、だるくなり,とくに表在静脈が拡張、蛇行している部位に痛みを覚えます。 年月がたつうちに,うっ滞した血液が静脈から皮膚の中にしみ出すために、皮膚に褐色の色素沈着がみられるようになります。放置しておくと症状がすすみ,色素沈着をおこしている部分に湿疹ができ,さらには湿疹がくずれて潰瘍になります。これを下腿潰瘍といいますが,下腿(ふくらはぎのある下肢の部分)下,三分の一の部分の内側にできることが多いものです。 また、静脈の血液循環が悪くなると,筋肉の代謝障害をおこすためか,夜寝ている時に「足がつる」ことがしばしばあります。
◇原因
女性では妊娠して大きくなった子宮に静脈が圧迫され、それより下方の下肢静脈にうっ血がおこるために,妊娠がきっかけとなることが多いようです。男性では長時間立ち続ける職業に下肢静脈のうっ血がおこりやすく,寿司屋や理髪業の人にこの病気が多いのはそのためと考えられます。 また、遺伝的な素因や体型も関係があるようで、両親のどちらかに静脈瘤がある人や、長身の人に多くみられます。
◇治療
この病気の診断、治療は外科か皮膚科が担当です。湿疹や下腿潰瘍がなく、下肢の重圧感も少ない軽症であれば、静脈血の逆流とうっ滞を予防する弾力ストッキングを装着して経過をみます。 湿疹や下腿潰瘍ができている場合は勿論、下肢の重圧感がひどい場合には,血液の逆流をおこしている静脈を抜去する手術が行われます。 静脈瘤を形成している静脈は,役に立たないどころか,かえって足を引っ張っているわけですから、取り去ったほうがよく、それによる障害はありません。また、皮下の静脈を抜き去るだけの手術ですから、翌日から歩くこともできますし、手術のなかでも術後あまり痛くないものの一つです。
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